大宮区避難場所運営訓練(芝川小)

避難所運営訓練
大宮区避難場所運営訓練(芝川小)
大宮区避難場所運営訓練(芝川小)

令和元年10月19日(土)9:00~11:00大宮区避難場所運営訓練芝川小学校には3自治会が参加、雨天のため仮設トイレ設営も含め体育館内で行いました。当天二東自治会からは10名が参加。情報班・救護・環境班に分かれ、救護・環境班は災害用仮設トイレの設営と撤収、および三角巾使用方法を体験しました。


仮設トイレ設営

設営した仮設トイレはBEN-CHEER、形状に見覚えがありネット検索しましたが名前だけでは即座にヒットしませんでした。過去の避難所運営訓練参加時の実施要領情報を調べたところ、平成24(2012)年09月29日(土)の避難所運営訓練で設営体験したものと同じタイプの仮設トイレでした。当時は18:00~20:00に体育館ではなく教室で運営訓練を実施しており、トイレ設営訓練は教室の外側、運動場に続く道端で暗い中、充電式の照明を点けて行っていました。昼夜を問わず災害は発生しますから、夜間訓練として良い体験だったと記憶しています。

運営訓練なのか

毎回訓練に参加して思うのですが、この訓練で行っているのは実際のところ避難所「設営」訓練です。設営という体験自体は習熟度向上期待できますが、それだけでは「運営」訓練には繋がりません。先週の台風19号によって多くの死者・被災者・被害が出ました。今も避難所生活を強いられている被災者の方も多いと思います。設営訓練を切っ掛けとして、避難所運営マニュアルに目を通し、報道されている避難所状況を思い浮かべ、過去最大級台風による想定外災害時の避難所運営の現実、難しさ過酷さを想像し真摯にシュミレーションすることが「避難所運営訓練」になるのだと考えます。
今回は芝川小学校チャレンジスクールの一環として小学生30名が10:00頃に見学に来ていました。写真集には小学生達が物珍し気に仮設トイレを覗き込んでいる様子の写真があります。子供達はこの訓練を見て何を感じたのでしょうか。

さいたま市避難所運営マニュアル

令和元年5月改訂版避難場所運営マニュアル
令和元年5月改訂版避難場所運営マニュアル

実際に災害が発生して避難所を設ける場合、平日であればまず生徒の安全・保護者へ引き渡しを並行して、近隣自治会の自宅外被災者と近隣居住者ではない帰宅困難者が避難場所に集まることになります。
いざ災害が発生して避難所運営の一端を担う場合、いち早く運営していくために必要な情報や担当作業を纏めた、さいたま市が作成している令和元年5月改訂版避難場所運営マニュアルは有用な資料です。左記をクリックすると令和元年5月改訂版避難場所運営マニュアルPDFを閲覧できます。災害時の避難所状況を想像しながらご一読ください。

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